【「続業の階段」松井先生の新刊です】

その名も「ネクストステージへ 続業の階段 熟年世代への提言33」。

早速予約し、手にすることができました。

その感想をネタバレにならないよう注意しつつここに記します。

特に印象に残った、共感した点を箇条書きに記します。


・試される覚悟

夢をもって創業するも、想定外のことが起こってあっさりあきらめる人を目にします。借入の支払相談に来ることもあります。

いや、ちょっと待って、想定通りにいくなんて誰が決めたんですか、そんなあっさりあきらめるんですか、という気持ちになることが多々ありました。

そこに足らないのは「覚悟」。創業時の熱意はあれだけ語ったのに。

覚悟がなければ、事業は継続できない。松井先生の提言に大いに共感する点でした。


・表と裏

ピンチはチャンス、想定外の困難に出会ったとき、何とか乗り越えようとするも力尽きたと感じる、その脱力した状態でこそ妙案が浮かぶと松井先生は語ります。なるほどです。

つい先日とある人物が私のツイートを都合よく切り取り曲解して、自分の動画サイトに一方的に掲載するということがありました。

私は筋道を立てて冷静に対処しましたが、そのなかで一つの考えが浮かんだのです。不特定多数に発信しやりあうのではなく、そもそも私という人間を信じる方々に発信し、その方々に価値のあるなしを判断してもらえばいいのではないかと。 ピンチというほどでもありませんでしたが、力を抜き本来のしたいことに気づくことができ、オンラインサロンを始めることになりました。件の氏には礼を言いたいくらいです。


・計画とギブ

創業時ももちろんですが、事業を継続するためにも計画の立案とチェック、原因の把握と対処は必須です。計画立案のポイントはとにかく具体的な根拠、創業前は想像ですが創業後は実際の数字で立案できるはずです。

計画通り進んでいないなら、対策を検討し実行しなければいい結果は出ません。そこまでは私も納得です。

その過程を経て、松井先生はギブに徹しろとおっしゃいます。先生の懐の深さには驚きです。


・同志の存在

相性を見極めたうえで見込んだビジネスの同志、お互いを研磨できる存在は心強い。もう一言一句違わず共感の嵐です。愚痴を言い合うより、建設的な議論をたたかわせる方がよほど有益ですよね。私もそうありたいと願っているところです。


・人生を楽しもう

これまでの松井先生の経験に基づく現実的な提言のあとに、この章です。

事業を継続させる(先生の言葉によると「続業」これも素敵です)のは決して楽ではありません。しかしその大変さに人生を苦行にしてはもったいない、試行錯誤を思いっきり楽しむ。 この章は松井先生の心の言葉が詰まっています。是非とも迷える子羊であるミドル世代(ミドルでなくても)に読んでいただきたいところです。


以上ほんの一部ですが、私の感想を述べさせていただきました。

「起業はゴールではない、続けてこそゴールに向かう」

私はそう思っています。

松井先生のこの本、機会があればぜひ手に取って読んでいただきたいと思います。

(念のため申し上げておきますが、前回の作品も含め正規料金を支払いかつ松井先生からは何の便宜も受けておりません。純粋な読者の立場としてこの記事を書いております)





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有償にて私の公庫創業・事業資金調達や事業継続に関する知見を提供する手段を、アンケート結果も考慮しTwitterの鍵アカウントでのトークから、Slackを利用したオンラインサロンでの運用に変更します。 交流を目的とした気楽な話題でのTwitterアカウントの運用はこのまま継続します。 当サロンでは私の公庫勤務22年+資金調達支援5年の実績・経験から創業・事業継続についての本物の知見を提供するほか、メ

22年間の日本政策金融公庫勤務において、その半分以上返済相談や債権管理業務に携わりました。創業融資審査が事業のスタート地点に関わるのに対し、返済相談や債権回収はスタート後の山あり谷ありの地点に関わります。そのなかには想定外の事態から廃業に至る企業・事業者も少なくありません。 今回も引き続き見てきたパターンの一つを紹介します。 1.創業の不安から事業を友人や知り合いと共同で開始する。資金があれば法人